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天界・海・冥界の3王妃の美人彫刻
天界の王ゼウス、海神ポセイドーン、冥界の王ハーデースはご存知かもしれません。
では、「大神ゼウスの王妃は、誰?」
と聞かれたら、かなりの方が「ヘーラー」と答えられるかもしれません。
では「海神ポセイドーンの王妃は、誰?」
と聞かれても、答えられる人は少ないでしょう。なぜなら、三人の王妃の中では、彼女は一番ギリシャ神話には登場しません。しかし、手塚治虫の漫画「海のトリトン」の母がポセイドーンの王妃アンピトリーテーなんです。挿絵に出てくるトリトーンは、怪物の姿ですが
また「冥界の王ハーデースの奥さんは、誰?」
と聞かれたら、少しギリシャ神話に興味がある方なら、またバロックの彫刻家ベルニーニを知っているなら、わかるかもしれません。ベルニーニには傑作「ペルセポネーの略奪」と「月桂樹になったダプネー」があるからです。
[ギリシャ神話ネタ99]
▶︎【天界・海・冥界の3王妃】
【イメージ制作】
単純に、天界・海・冥界と画面を三分割し、それどれの世界をバックにしました。
ヘーラーの彫像は神々しいし、アンピトリーテーの彫像はとても美人です。最後のペルセポネーの彫像は可憐さがよく出ています。これが大理石とも思えないほど、柔らかい肌の質感が出ています。
「月桂樹になったダプネー」「ペルセポネーの略奪」