【大洪水】5時代説と青銅の時代に怒ったゼウス

青銅の時代になると…

人間の気性が荒くなり、争いはじめました。嘘をついたり、欲深くなりました。

森の木々を切り倒して舟を造り、海に出て生き物をとりはじめます。また、地の中を掘って、様々な金属を求めます。特に青銅(少しですが鉄)は武器に変えられました。もっと希少な「金」は、人間の欲を刺激します。

とうとう、人間は信じあうこともなく、安心して暮らすこともできません。大地は戦いの血でそまり、人々、国々の境界を定めます。

ゼウスの宣言

ゼウスはオリュンポスの宮殿に神々を集めると、宣言します。

「わしは、今の人間を滅ぼし、新しい種族を作ろうと思う。そうすれば、神々への崇拝も復活するであろう!」

そう言うなり、ゼウスは雷霆(らいてい)を手にし、今まさに地上を焼き尽くそうとしました。しかし、思いとどまりました。地上が燃えさかり、天まで焼かれてしまうかもしれないと思ったからです。

だから、ゼウスは大洪水で人類を滅ぼすことに決めました。

ギリシャ神話ネタ99
▶︎【大洪水】5時代説と青銅の時代に怒ったゼウス

【イメージ制作】

今回は簡単なコラージュでした。雷を持ったゼウスと大洪水の絵画、たった2枚の絵画を合成するだけでしたから。切り抜きも何もなく、10分で完成しました。

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