『And You & I』は、優しさを感じる曲
『Close to the Edge(危機) 』は、
川面のせせらぎ、あるいは逆光のキラキラ感のようなイントロから
始まるドラマティックな曲。
ただ、I get up, I get down.の後の
リック・ウェイクマンのハモンド・オルガンの響きには、カタルシスを覚えたものだ。
それに比べると、
『And You & I』は、優しさを感じる曲。
ところで、タイトルが『You & I』でなく、
なんで『And You & I』と「And」が付いているのだろうか?
「And」は、何か先にある物事があり、「そして」と続く接続詞。
果たして、『And You & I』の前に、何があったのであろうか?
それが、『Close to the Edge 』
曲の順番からして、そう思ってしまう。
人生の浮き沈みから、ある境地に達した後の二人の『And You & I』ではないだろうか?
歌詞の意味は難解でわからないのだが、そんなイメージを持ってしまった。