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胡蝶ランと枯れ木

こんにちは。今回ご紹介するのは、「Wa Mind[和花写流]」シリーズの第3作目となるコラージュ作品です。
この作品では、白い胡蝶蘭を主役に、木製の球体オブジェを花瓶に見立てた、ミニマルで幻想的な一枚を仕上げました。

テーマは、「静寂のかたち」。
木の質感と蘭の気品、そして静かに浮かぶ枯れ葉のシルエットが、言葉を超えた静けさを描き出してくれたように思います。

フォト・コラージュだからこそできる自由な発想

この作品では、実際には穴の空いていない木の球体オブジェを花器として使用しています。
フォト・コラージュの面白さのひとつが、こうした“もしも”を自在にかたちにできること。頭の中で思い描いた「理想の生け花」を、デジタルの力で現実化することができます。

今回も「もしこの木の球体に穴が開いていて、そこに一本の蘭が活けられたら…」という想像からスタートしました。

球体のやわらかな丸みと、そこからすっと伸びる蘭の凛とした茎。そのバランスが、想像以上に美しく調和し、個人的にもとても気に入っている構成です。

背景に込めた“季節の記憶”

背景には、枯れ葉をモチーフにした壁紙を使用し、色調を寒色系に調整しました。
葉のかたちははっきりとは主張せず、まるで光に透けた記憶のように、そっと画面の奥に漂わせています。

生きた蘭と、枯れた葉。
色鮮やかな花と、静かな青。
“生”と“静”が共に存在するこの対比が、見る方に優しい余韻を届けてくれるといいなと思っています。

和花写流3という実験

「和花写流」は、伝統的な“和”の美意識を、現代的な感性で自由に表現するフォトコラージュ作品です。
第1作では扇子とししおどし、第2作では夕空と流木、そして今回の第3作では、モダンな構成に挑戦してみました。

柔らかな木、繊細な花、静かな葉のかたち——そのどれもが「和」のこころと深くつながっていると、私は感じています。


静かに咲く一輪の蘭が、
心の奥にそっと語りかけてくれるような——
そんな静謐な一枚です。

ご覧いただき、ありがとうございました

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