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プログレッシブ・ロック

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ピンク・フロイド: Sisyphus - シーシュポス

シーシュポスの石

アルバム『原子心母』の前の『ウマグマ』に収録されています。

ギリシャ神話「シーシュポスの岩」を題材とした
リック・ライトの優しい雰囲気とはかけはなれた荘厳な組曲。

Part1では、しっかりとしたシーシュポスの足取りが感じられる。

その後の展開は、実際のギリシャ神話
シーシュポスの岩』を読んで想像し聴いてみよう。

カミュ『シーシュポスの神話』では、
〈不条理〉という言葉で
シーシュポスの行動を語っています。

では〈不条理〉とは何か?

『シーシュポスの神話』の訳者・清水徹氏はこう解説しています。
「なんとも筋道が通らない」「意味をなさない」「荒唐無稽な」という意味。論理や常識を破っているばかりか、それ自体として矛盾しているため、とても考えられないような状態や行為に対して言われる言葉である。それは、「不合理な」とか「非論理的な」というのとも違う。

水に濡れないつもりで、川の中に跳びこむ。

川に飛び込んでも濡れないと思っているか、濡れるとわかっているが濡れることはないと考えている。こんな矛盾した思考を持っているのが不条理な人間なのである(よくわかりませんね)。