YES『危機 - Close to the Edge』のアルバム(LP)を手にしたのはいつのことだろう?
アルバム『危機 - Close to the Edge』のリリースが1972年9月13日。たぶん、1972年中には手にしていたと思います。
ジョン・アンダーソン、スティーヴ・ハウ、クリス・スクワイア、リック・ウェイクマン、ビル・ブラッフォード。今にして思えば最高のメンバー編成です。
また、ロジャー・ディーンによるジャケット・デザインはロゴをメインにしたシンプルなもの。でも、この時から、YESの特徴のあるロゴが使用されるようになりました。
危機 - Close to the Edge
i. The Solid Time of Change
ii. Total Mass Retain
iii. I Get up I Get Down
iv. Seasons of Man
And You and I
Siberian Khatru
『危機 』なぜか渓谷がイメージされた!
I get up, I get down. I get up, I get down.
ジョン・アンダーソンの難解な歌詞の中でこのフレーズだけが、よくわかる歌詞でした。
上がる、落ちる。山あり、谷あり……
人生、山あり、谷あり……
しかし、その先にあるものはなんだろう?
その先は、こうあって欲しい!
そんな気持ちをイメージしました。
彫刻は、ギリシャ神話の「勝利の女神、ニケ」。
「ニケ」の表記は、Nike。そう、あのスポーツ・メーカーの「ナイキ」の名前は、ここから取られたのです。
And You and I.
その時、あなたと私は幸せだろうか!
イエスのコンサート1991年
スタジオ録音に近い演奏、というイエスのテクニックの高さには定評がありました。
だから、「早くイエスのコンサートに行きたい」と思っていました。が、なかなか機会はありませんでした。仕方なく、『Yessongs』のライブ・アルバムはよく聞いたものです。
イエスのコンサートに行けたのは『UNION WORLD TOUR 1991』ツアーでした。歴代の主要メンバー8人が揃っていました。
ジョン・アンダーソン
ビル・ブルーフォード
スティーヴ・ハウ
トニー・ケイ
トレバー・ラビン
クリス・スクワイア
リック・ウェイクマン
アラン・ホワイト
『 Close to the Edge — 解体新書 —』晴野 康史・著のカバーデザインにも使用されました。
私の『Yessongs』のイメージです。8面ジャケット構成です。横尾忠則氏のサンタナのライブアルバム『ロータスの伝説』22面体ジャケットからヒントを得ました。